『隠キャオタクは声優の専門学校に入るな』という経験談が話題に・・・
隠キャオタクは声優専門学校に入るな
内容
◆はじめに
私は声優の専門学校に2年間通っていた。都内にある有名な学校だ。同期からデビューした人もいる。
「未経験の『隠キャ』オタクだけど、声優になりたい」
そう思ったが、無理だった。到底勝てる世界ではなかったし、そもそも学校生活が苦痛だった。
その反省点を踏まえ、
「未経験の『隠キャ』オタクだが声優になる」
という無謀な人に向けて、隠キャの私が感じた学校生活の現実を書いていく。
◆陽キャしかいないので苦痛
基本的に自己肯定感の高い陽キャしか学校には存在しない。処女も童貞も殆どいない。
性交経験がない場合は、異性に抱きついたりボディタッチするのが日常の一部であるような人種である可能性が高く逆にタチが悪い。
未成年飲酒は当たり前、好きな酒はビール。LINEアイコンは他撮りの自分。
エロゲが好きとか、LINEアイコンがアニメキャラとか、そういう人間もいるにはいるが、そういう人間は声優を諦めたり、学校を辞める確率がとても高い。
中略
◆尊敬する声優で、自分の好きな声優を答えるヤツは痛い
隠キャオタクにありがちな事だ。好き≠尊敬である。
声優志望において、
「尊敬する声優は?」
と言う質問は
「貴方が声優として売れたらどんなポジションになれると思う?」
と言う質問である。
その為、基本的には同性かつ目指しているジャンルで活躍している人を答えるものだ。
「水瀬い◯りが好きです!(男)」
とか、
「梶裕◯が好きです!(女)」
とかは御法度なのである。これは、
「好きなおにぎりの具は?」
と聞かれて、
「同じ米なら弁当のほうがいいです!(笑)」
とか答えているようなものだからだ。
しかしどれだけ憧れてても、ソシャゲの役しかないような声優を答えるのは好ましくない。最低でも地上波デビューをしている声優が好ましい。
審査員(教師)が知っている、技術を認めている声優の方がいいだろう。審査員(教師)が知らなかったり、知っていてもあの人は未熟だと感じていた場合はプラス要素にはならないからだ。(たまに同業で嫌われていて…とかもある)
ファン活動に勤しむのもいいが、それとは別で自身の将来のイメージを明確化した方がいいだろう。
◆金がないのはハンデ
声優は基本的に金持ちのなる職業である。バイトしないと暮らしていけないレベルは、人より諦めなきゃいけないラインが低くなる。
そもそも声優の専門学校は学費が高い。更に、1番目指す人の多い進路、養成所でも金を搾り取られる。そこまで面倒を見てくれる家庭じゃない場合は、キツイ。バイトをしている人も多いが、授業から遅れることが多い。
だって金持ちはその時間練習に当てたりできるし、更には余った時間で趣味もできる。そしてその分心の余裕もつくれる。
金のないヤツは練習どころか、ゲームしたりYouTube見たりする時間も作りにくい。ここで優先的に趣味に時間使う人は向いてない。
感想
まあ私もニコニコとかの生配信をしてた時にアニメ雑談をしていると必ずって言っていいほど声優になりたいとか言ってくるやついたけどニコニコなんて覗いている暇があったら何かしたらどうなんかって思ってたわ・・・
一番驚いたのが僕の声声優さんの○○に似ているらしいから声優目指しますってなんか意味の分からない理由で目指してたやつもいましたねwww
そんなに楽な業界でないから現実を突きつけたんだけどそれでも行きたいって言ってましたね。
3年でデビューしてみせますとか言ってたから苦笑してしまった・・・
今や声優業界は公務員とか国家試験に合格するよりも厳しいと思う。
それに求められるものも昔と違う・・・
ルックスも必要歌唱力も必要・・・
甘く考えてるやつが多すぎますね・・・
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