アニメ制作の実態を調査した結果・・・
アニメ制作「実態調査」発表、厳しい現実
内容
この調査は、大日本印刷(DNP)が、文化庁から委託されたメディア芸術連携促進事業の調査研究で、JAniCAとDNPが協力して実施したものだ。日本のアニメーション制作者の仕事や生活、意識の実態を明らかにするにことを目的としている。
シナリオ、絵コンテ、監督、演出、原画、動画、編集、プロデューサー、制作進行など、アニメーション制作にたずさわる人たちを対象に、仕事内容や働き方、契約、収入などを調べている。
●「いったい自分はアニメの何が好きだったのか」
報告書の自由解答欄には、さまざまな職種のアニメーション制作者たちが、労働環境について改善をもとめる声が少なくない。職種によって格差があるためとみられる。なかには、日々の疲弊から、かつてあったアニメに対する思いにも疑問を感じるような声もあった。
「アニメーションは夢や感動を与える仕事でやりがいはあるが、本数や各作業者のスケジュールの守れなさで現場の労働環境をなんとかしないといけないと思う。若者を低賃金、長時間労働で使い捨てにせず、ちゃんと教育して育ててほしい」(女性・20代・演出)
●「アニメが消耗品になっているような」
「アニメが消耗品になっているような・・・もっと一本一本を大事にし、利益率が低いというのなら”どうすれば上がるのか(低いのは何故なのか)”を模索してほしいです。スケジュールも残業が前提になっていてヒドイもんです。”仕方ないからあきらめて奴隷のように働け、いやなら転職しろ”は思考停止。改善してほしいです」(女性・30代・作画監督)
感想
アニメーターの賃金を考えると言ってもう何か月過ぎたんですかね・・・
日本は本当に専門職の扱いが酷すぎると思う。
自分がやりたいと思って資格等もとるのにそれを活かせるちゃんとした場がない。
それなのに取得者は量産されていく・・・
私は思ったのですが、資格を活かせる場がないのなら何のために勉強するのかってのも無くなりますね。
これなら一層大学に行くお金だって無駄になる可能性だったありますし、苦労してもこれなら大学でも少しは遊んでいるべきだったと思ってしまう。
そんな若者が増えないように何とか専門職の扱いを考えるべきだと思うのは私だけですか?
コメント