開発者が語る『ソシャゲの闇』・・・
無課金=タダ働き、ゲーム開発者が語るスマホゲームの裏側
内容
正月休みに古い友人が集まる機会があって、とりとめもない子育て談議にふけるうち、「子どもたちがスマホゲームばかりやって本も読まない」というありふれた話題に流れ着いた。
集まった友人のなかにゲーム開発者のAがいたから、たまたまこの話になったのかもしれない。
でも、実際にスマホゲームは流行りすぎとみんなが感じていて、その片棒を担いでいる彼を少し腐してやりたい気持ちが出てきた、というのが本当のところだろう。
とにかく、この話題はやけに盛り上がった。
ずっと黙って聞いていたAだが、一通りみんなが話し終わったところでおもむろに、「それなら、お子さんたち集めてよ。ゲームが嫌になる話をしてあげるから」と言い出した。
そんなわけで、ここから先はAの話になる。
「ゲームが嫌になる話」は、翌月に子どもたちを集めて本当に実現したのである。
Business Insider Japan編集部にこのエピソードを伝えたところ、ぜひ記事にしてほしいとのことだったので、まるごと伝聞するつもりでご紹介する。
スーパーマリオブラザーズはやったことある?
始めるとすぐにクリボーっていうザコキャラが出てくるんだ。茶色いキノコの形で、ゆっくり歩いてくる。
なんで「ザコキャラ」なのかと言うと、いつも動きがワンパターンだから。
ゲームの開発者って、この数十年間、クリボーみたいなキャラにワンパターンではない奇想天外な動きをさせて、ゲームを面白くしようと考えてきたんだ。
だけど、このやり方にはどう考えても欠点があるよね。
プレイするたびに、誰かにクリボーを操作してもらわなくちゃいけないってことだ。それもたくさんの人に。
マリオ1人に対して、4、5人はザコキャラ操作マンを集める必要がある。
でも、みんなもわかると思うけど、できればザコはやりたくない。マリオをやりたい。そこそこ強い敵キャラを使って主人公と戦うゲームならまだいいけどね。
明らかに力の違いがあるザコキャラを演じるなら、お給料くれよって話になるかもしれない。
ところが、この操作をただでやってくれる人をたくさん集める方法を誰かが思いついた。これがスマホゲームという発明。
ザコキャラの操作を無料で担当することを「無課金プレイヤー」と言うんだ。
課金プレイヤーから見れば、自分はマリオ、無課金プレイヤーはクリボー操作担当ってことになる。
感想
まあ無課金が嫌いなら課金するゲームにすればいいだけの話。
そしたらやってくれる人が増えないのかもしれない・・・
無課金でできる以上はそれはプレイヤーの気持ちですのでどうすることもできないと思いますね。
まあ課金したいと思うゲームにすることだと思います。
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